EVERGREEN

好きな人が物書きなもので、つい。

【妄想】NEWSカバーアルバム&ライブツアー『TONE』

 
※この記事は筆者の独断と偏見と妄想により出来上がっています。だいぶ強めの幻覚を見ていますが危ないクスリはやっていないので心配しないでください。通常運転です※
 
 
 
 

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NEWSカバーアルバム『TONE』
2021.03.03発売
 
[初回盤・通常盤収録]
 
1.ソラシド / GreeeeN
2.ピースサイン / 米津玄師
4.Sugar / 嵐
6.STAY’IN ALIVE / JUJU
7.カンナ8号線 / 松任谷由美
9.さぁ鐘を鳴らせ / DREAMS COME TRUE
10.ラストソング / Official髭男dism
 
[通常盤収録]
 
11.FIRE GROUND / Official髭男dism(Vo.手越祐也
13.milk tea / 福山雅治(Vo.小山慶一郎
 
 
オーラスのセトリはこちら!
ステージセットはほぼNEVERLANDと同じでした。

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ついに発売になったNEWSのカバーアルバム!!
 
音楽番組ではカバー企画を任されることも多かったNEWSですが、こうして盤になってみると、本当にNEWSの歌がいろんな人に認められた結果なんだなあ…って感慨深いです。
言うまでもないけどコンサートも最高で。NEVERLAND〜STORYを経てさらにパワーアップしたNEWSのエンターテイメントを感じることができて本当に幸せでした。
 
ちなみに私は石油王と結婚して全ステしました!!!
 
 
 
 
以下、セトリ順に感想を書いていきます。
 
 
 
 
 
 
1.ソラシド / GReeeeN

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ソラシド

ソラシド

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『weeeek』『U R not alone』『戀』と散々お世話になってきたGReeeeNの楽曲で幕を開ける本作。これまでそこまで聞いていた曲ではなかったんですけど、曲目が発表になってから原曲を聞いて、なんだこれNEWSのためにある曲じゃん???と思いました。ボーカルが入るタイミングから一気ににギアがあがるイントロから増田さんの「NEWS LIVE TOUR 2021 TONE!楽しんでいってね〜!」っていうのが尺ぴったりすぎるアウトロまで、そのためにつくられた楽曲か??って思っちゃう。なんなら「ソラシド」の四音がフィーチャーされてるところがもうNEWS(?)。だってNEWSって同じ四音でも「ドレミファ」じゃなくて「ソラシド」って感じしません??長調だけどハ長調じゃなくてト長調なのがNEWSだと思いません??
 
           ◆
 
オープニングに定評のあるNEWS、もちろん今回も圧巻の登場。Overtureのあとに曲がスタートし、イントロでサーチライトのように動いていた照明が一気にメインステージの方に向いた「Wow~」のタイミングで見えてくる4人。眩しい……眩しすぎてNEWSが見えねぇ……!!メインステージの上からエレベーターのような一人用のゴンドラで下がってくる小山さんいじめの演出(cf.嵐『LOVE』ツアー)。せり上がってきたり上から降りてきたりする演出、わかりやすくオープニングって感じがして大好物です。最初数秒顔が見えないから、みんな最初「自担どれだ?」って探してたと思うんですけど、下がってきたときの腰から下の長さが違いすぎて小山さんだけすぐわかったのが爆笑だった。
 
個人的には1番サビのときにビジョンの真ん中らへんで止まって、後ろの画面に五線譜が出てきて4人が”ソラシド"になる演出が大好きでした。あと、Cメロ前の間奏が引き伸ばされて8カウント×4のアクセントダンスになってたところ!!ステージに降りてきてすぐ踊るの大変だろうなと思ったんだけど、NEWSもなんだかんだジャニーズなので、かっこよく決めるんだなぁ…。踊ってる人にスポット当たってビジョンでもそっから波紋が広がるような演出になってて、Brightest大好き人間としては垂涎ものでした。すいません、ビジョン演出大好き侍なので…ライブの映像演出担なので…すいません…。
 
             ◆
 
歌割り、というほどのことでもないんですけど、ライブの始まりが4人のユニゾン(「Wow~」)なのって一瞬で「NEWS」を感じられてとてもいい!あと、ラップパートが4人全員で分担するかたちになってるのもめっちゃ嬉しいポイントでした。4人になってからはもっぱらラップ担当が増田さんになって、それはそれでめっちゃかっこいいので大好きなんだけど、『SUMMER TIME』みたいにラップパートでわちゃわちゃする曲も大好きなので…。珍しくゴリゴリに食い合うような(手越くんがセーブしない)テゴマスのハモリも贅沢…。

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これは自担色眼鏡ですけど、つくづく加藤さんってGReeeeNの曲似合うなあと。ハスキーだけど低いわけではない声質がね、似てるもんね!歌い出し任されちゃうのわかるな〜!
 
あと、増田さんの「応答せよ」で毎回NEVERLANDを思い出す私でした。

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最近のアルバム・プロジェクトではゴリゴリに壮大なオープニングに気圧されて、気づいたら宇宙にいたり仮想空間にいたりしたものですが、久々にこういうハッピーな幕開けもいいなと思ったり。ライブの一曲目としても今回のテーマの「音」という部分を象徴している作品で、コンセプチュアルさも残しつつ、勢いもありつつでとってもよかった!!
 
 
 
 
 
 
2.ピースサイン / 米津玄師
ワークエを歌ったあと、早替えを経てメンステで歌う『ピースサイン』。味スタのOPみたいなラフなTシャツっぽい衣装がかわいい。今をときめく米津玄師さんの曲とあっていろんな歌番組でパフォーマンスさせてもらえて、ファン以外からもたくさん反響があったのが嬉しかった。ありがとう、米津さん本当にありがとう。
 
ちょっとこの曲に関しては(異常に)長くなってしまいますが、とりあえずこの天才的な歌割りを見て欲しい。

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何から語ればいいんだ……。
 
とりあえず1番。普段NEWSの曲を聞いていても、増田さんってどうしてこう固有名詞(ex.チョコレートの板のボコボコ)が似合うんだろうと思うんですが、それはあの不思議な声がフィクショナルな世界観を形作るからなのかなあと思っていて。この曲でも増田さん始まりであることによって飛行機が見えるような気持ちになるんですよね。バラードとはまた違う、増田さんはじまりが大正解の曲。
Bメロの手越くんも大好きです。「残酷な運命」なんて言葉を歌っているのに、微笑みながら優しく丁寧な歌い方をする手越くん、人生何回目??って感じがして好きです。でもちょっと伏し目がちに笑うから憂いもあって、例えるなら聖母マリアのような。すぐに手越くんを宗教画にしてしまう…。
 
2番になるとしんどさのレベルが3上がる。歌番組ではカットされてたおかげで「NEWSかっこい〜!」って反応ができたけどここ歌われたらもう無理です。毎回ここで涙こみ上げてしまう。だって「変わっていく僕を笑えばいい 独りが怖い僕を」ですよ、こんなん加藤さんのためにある歌詞じゃん…。人見知りだし強がりだし一人でも生きていけます、って顔してるくせに”独り”に対してはすごくトラウマがある人じゃないですか、加藤さんって。しかも一番と違って「笑↑えばいい」と音が上がるから必然歌い方も強くなる。どうしたって心に刺さる。
 
それでいくと直前の手越くんもしんどいポイントでした。「それ以上に僕は弱くてさ」って手越くんが歌っちゃうの??っていろんなことを思い出して辛くなりかけるんですけど、その次に「君が大事だったんだ」と続くから、それがファン大好きな手越くんにぴったりで救われる。
サビ前の増田さんは「触っていたいんだ 君の心に」でカメラの方に手を伸ばしてくれるいつもの増田プロ。あ〜〜でもここは歌番組で見たかったな。Mステさんとかのカメラワークで見たらさぞ最高だったろうに…。
 
でね、Cメロですよ、このCメロも大好き。
コヤシゲ・テゴマスでかわるがわる歌って「鮮やかにも現れてく」と「もう一度取り戻せ」でハモるご褒美。Cメロ行く前にコヤシゲテゴマスの順に並び替わって、お互いの方を向きながら歌うもんだから、シンメという概念が大好きなジャニオタは昇天してしまうのです。
 
おまけに、言うの忘れるところでしたがイントロから入っている「Wow~」のコヤシゲが最高なんですよね。4人でハモってるけどちょっとコヤシゲが強めにMIXされてる気がする。声色的に合うと思われてのことなのかな、『JUMP AROUND』のサビのコヤシゲが大好きなオタクなのでそうやって声質を生かしてもらえるのが素直に嬉しい!!
 
 
改めて疾走感のある曲も世界観の強い曲も歌えるんだなあって思い知らされて、ほんとNEWSにアニメの主題歌のお仕事来ないかな…ってなってます今。
 
あと、(おそらくair:manさん振り付けの)振りでは「さらば掲げろピースサイン」でピースを掲げるわけですが、そのときにアップで抜かれる手越くんの不敵な笑みがかっこいいことかっこいいこと…。え、手越くんヒロアカ出てた…??
 
 
 
とまあ、ここまで長々と語ってきましたが、そもそもピースサイン』というタイトルからしてエモすぎやしないかと思うわけです。「空高くかかげ 指ひろげつくる ピースのサイン 眩しい NEWS 創り出せ!」でデビューしたグループですよ。いや、アンサーソングか???
 
2番のサビとかすごいと思うんですよ。「夜明け前を手に入れて笑おう」「青く燃える色に染まり」「手を繋いで」で頭の中に走馬灯のようにLPS〜BLUE〜「生きろ」のMVが流れる。そんでもって締めは「捻りのないストーリーを」でしょ…?「声あげた2003 旅ははじまり そして今2020」*1じゃんこんなの。ありがとう、米津さんありがとう…(n回目)。
 
 
 
 
 
新曲なのに煽り曲にされてしまう新手の猛者。
しょうがないよ、タオル振り回したくなっちゃうもん…。
 
リフター乗るためにちょっと伸ばしてあったイントロで小山さんの「タオル回す準備できてるか〜!」に歓声で答えつつ、頭サビからぐるんぐるん回すのが楽しすぎて楽しすぎて。でも調子乗ってやりすぎるとこの後『恋祭り』なので死ぬ。二の腕が死ぬ。アイドルのコンサートis筋トレ。ここ二の腕鍛えるタイム…。
 
これ、アルバムの中でも特にいつもメインボーカルに据えられる手越くんの歌割りが少ない曲だったと思うんですけど、『IT’S YOU』然り、そういうチャレンジができるところにNEWSのグループとしての成長を感じられてよかったです。
一番も二番も似たような歌割りだったけど、まあコヤマスの声が映えること映えること!!音域的にもぴったりで、4人の中でも声に「甘さ」を持っている二人のマリアージュがぴったりハマった印象でした。
 
そういえばリフターの乗ってるところから金銀の紙吹雪がいっぱい降ってきたのも星屑みたいできれいだったな〜!いっつもNEWSの周りにキラキラしたものは見えてるんですけど、スタンドのときには本当にキラキラをまき散らしながら歌っているように見えたし、アリーナのときにはそのキラキラが降ってきた(物理)。もともと原曲が大好きだったので、NEWSが歌うアイドル力マシマシの『銀河と迷路』も大好きになりました。
 
花道で踊ってるジュニアも可愛かった!
 
 
 
 
 
やっぱり山下達郎か?はたまたKing Gnuか??と憶測が飛び交っていたまっすーソロ。
選ばれたのはサザンでした〜〜〜!!!!!
個人的に増田さんはNEWSで一番夏が似合うオトコだと思っていたので、この選曲は本当にぴったりで。あの甘くのびやかな声で「四六時中も好きと言って」ですよ?? ハァ〜〜〜
 
コンサートでは、事前の夏の海メドレーで散々匂わされた後のソロ一番手。NYAROが終わると同時に聞こえてくる波の音。青く揺らめく水面のような照明が会場を包み、私今マーメイドラグーンにいるわ…と思ったところにセンステにせり上がって登場する、おしゃれなスツールに浅く腰掛けた増田さん。しかも衣装はおしゃれだけどシンプルなゆるめの白T。
 

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圧 倒 的 リ ア コ
(突然のテレガイperson)
 
そんな増田さんがいつも以上にマイクを離しながらのびのびとこの曲を歌いあげるわけですが、ずっと優しげな表情なのが本当にずるい。曲が終わって、自分に当たってるスポットが消える瞬間に、ふっ、と優しく微笑むその笑顔に毎回悲鳴があがるのも納得。
 
あと、強火増田担の小山慶一郎さんが爆誕するきっかけにもなりました。
 
 
 
伝説の真駒内でのMC載っけときますね。
 
(´-」-`)「まっすーの真夏の果実めっちゃいいよね」「めっちゃまっすーに合うと思ってたもんおれ」
 
リ`▽´ノリ「あ、ありがとう///」
 
(´-」-`)「俺次出番だからさ、下でめっちゃ急いで早替えしてるわけ。ちゃんとモニターで見たいのにさ〜、BGMじゃもったいないのよ!だから俺せめて大サビからは完全にスタンバイ終わらせた状態で聞いたろうと思って急いだ結果、公演ごとに段々着替え終わるの早くなってるからねww」「ありがとうまっすー」「まっすーのおかげだわ」
 
リ`▽´ノリ「まあね、どういたしまして(ドヤッ)」
 
(´・ш・)「小山さんそんなに増田さんのソロ見たいなら俺順番変わろうか?」「俺ミルクティー歌う」
 
\キャー!/
 
(∵)「そっち!?」「自分のソロ歌えよ!」
 
(´-」-`)「待ってじゃあ俺FIRE GROUND歌うの!?俺多分出ないよあのキー」
 
(´・ш・)「いや、俺二回ソロやるw」
 
(∵)「贅沢言うんじゃないよ」
 
(´-」-`)「俺のソロ取らないで〜〜💦」

 

こやママ育児おつかれ…。

 
 
 
 
 
13.milk tea / 福山雅治(Vo.小山慶一郎

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milk tea

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存在がミルクティーなアイドル・小山慶一郎による甘々カバー。多分ハニーシュガー10個くらい入ってる。こやまさんに女性目線の曲を歌われるとめっためたに刺さるということはわかっていたが予想通り刺されてしまった。サビ前の「あなた優しく…するのかな…」でちょっと声が掠れるのが本当によろしくないと思うんですよ、青少年の教育に。
 
なんかもう全ての歌詞がぴったりなので取り立てて言うこともないんだよな本当に…。こういう甘い曲歌わせたら福山雅治小山慶一郎か、みたいなところあるじゃないですか?「もうこの胸の奥で叫んでるよ」の切実さとかね…今の小山さんだからこそ歌える最高の選曲。
 
あと、初日に入って世界一チェックが似合う男・小山さんの衣装が久々のチェックのカーディガンだったときには思わず天を仰ぎましたね…。恋しちゃうからやめろ〜〜???それから昨年は髪色をころころ変えて楽しんでたのに、今回のツアー中は最後までミルクティーだったの、ソロに合わせてたんだとしたらなんだか可愛いので誰かKラジにおたより送って聞いてください!
 
 
 
 
 
4.Sugar / 嵐
Sugar

Sugar

  • J-Pop
  • ¥255
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楽曲タイトル発表時にTwitterがお祭り騒ぎになった一曲。楽曲発表時、6位のアルバム名(Tone)を差し置いて3位に「Sugar」がトレンド入りしたのも記憶に新しい。多分この一曲がこのアルバムのジャニオタ方面への売り上げに大いに貢献したと思う。嵐ファンの友人も何人かアルバム買ってくれた…ありがたや…ありがたや…。
 
めっちゃ好きだったのが一つ前のmilk teaからの繋ぎの演出。歌い終わりで画面にマグカップに入ったミルクティーが出てきて、そこに砂糖を入れてかき混ぜる。そうするとマグカップの中がマーブルになるんですけど、それに合わせて会場のペンライトも渦巻き模様になるという…。天才すぎる。NEWSくん結婚してくれ。

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Interでしばらく照明含めた演出が続き、最後はペンライトの光がドゥンドゥンドゥンとセンステに集まるような演出で曲が始まるわけですが、衣装替えでちょっと遅れた小山さんがメインステージから歩いてくる様がマジでただのファッションショー(参照:『Going that way』)。みんなの視線を独り占めしてずるいぞ!!でも目の保養になるので許します。
 
歌割りの話をすると、正直このアルバムでこの曲の加藤さんの歌声が一番好きです。なぜって超絶怒涛のファルセット担当だから〜〜!!イントロの「You’ve got me feeling now, baby」はじめ、踊りながら歌うの大変だろうなってくらいずっと高音域を任されてるんですが、それが本当にセクシーでこの曲をオトナにしてる。一番良さが爆発してるのはCメロの「『いつかは2人も 星屑になるの』」です。鍵かっこつけられるような情緒的な歌詞×ファルセットの加藤シゲアキさんという禁断の組み合わせ。頭溶けちゃうね。
 
あともう一個だけ!小山慶一郎さんに「So gimme one more kiss」を割り振ったプロデューサーさんと、ライブでズームキメてそこの小山さんを抜いたカメラマンさんに金一封ずつ送りたい。どうかたんまりとボーナスいただいてますように!!人差し指で毎回完璧な投げキッスを決めながらの小山さんの「So gimme one more kiss」とファンの断末魔がもう聞こえないと思うと寂しい……JEさん早く円盤出して…編集手伝うから…。
 
本家の嵐さんのパフォーマンスとは違い、360°カメラは流石に導入してなかったので、ジュニアも含めたダンスパフォーマンスがメインでしたが、コンサートでひさびさに踊るNEWSくんを堪能できて本当に楽しかった。
 
 
 
 
 
チョコレイト・ディスコ

チョコレイト・ディスコ

  • Perfume
  • エレクトロニック
  • ¥255
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話題性を狙いすぎたか、はたまたスタッフの悪ノリで入れられたのでは?と心配されていたチョコレイト・ディスコ大真面目だった…。

そうだよなこの人たち『恋する惑星』とか普通にやるもんな。
 
チョコレイト・ディスコと言えば冒頭の女の子と男の子の掛け合いがどうなるんだろう!と思ってたんだけど、祐子&貴子とコヤシゲではなく、コヤテゴ・シゲマスの分かれ方でした。
 
(´-」-`) 計算する女の子♪
リ`▽´ノリ  期待してる男の子♪
(´・ш・) ときめいてる女の子〜♡
(∵) 気にしないふり男の子。
 
これ、ライブで一人ずつ歌った後にポーズ取って止まるのがめちゃくちゃかわいい。
 
なんなん?女子アイドルか??
(ただしライブがフルコーラスじゃなかったのはNEWSが羞恥心に耐えきれなかったからなんじゃないかと思ってる)
 
公演を重ねるごとにアドリブに磨きがかかってきて、ドーム公演とかもう絡みつきそうな勢いで加藤さんに迫ってた手越くんと、それを必死に"気にしないふり"する加藤さんが毎回面白くて大好きでした。加藤さん最後の方の公演手越プロが凄まじすぎて堪えきれずに笑っちゃってたけどね!!!なんという世界平和。
 
 
ちなみにこのmilk tea〜Strawberryまでのスイーツ食べ放題みたいなセトリに合わせてずっと映像のトーンが統一されてたのが最高にかわいかった!小中学生がよく持ってる文房具みたいなデザインが似合う30代アイドルNEWS、恐るべし…。
 
城ホの小山さんの誕生日公演では『Strawberry』までやったあとに自然に『Happy Birthday』が流れて苺とチョコレートがのったショートケーキが出てくるという完璧な演出で、「え、そのためにこのセトリ組んだ?」とすら思ったよね。
 
(´-」-`)「俺今年37だよ?37でチョコレイト・ディスコやると思わなかった」
とか言ってた小山さん! 大丈夫大丈夫!見えないよ〜!!
 
 
 
 
 
11.FIRE GROUND / Official髭男dism(Vo.手越祐也
FIRE GROUND

FIRE GROUND

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正直曲目が発表された時に力一杯ガッツポーズしてしまった。
ヒゲダンファンの私、ずっとこの曲を手越くんにカバーしてほしいと思っていたので…どうしよう願い叶っちゃったな……。
 
ライブではここからバンドセクションに入るので、Interのギターから曲に繋がる演出。
オーラスはスペシャルゲストでマーティが来て、正直感動しつつ笑っちゃいました。
何回マーティ呼ぶねんNEWS…。(主に手越くん)
 
イントロがはじまり、姿が見えないうちに「みんな後半もまだまだ盛り上がっていくぞ〜!」と煽って、特効の炎と一緒にジャンプアップで登場してくる手越くん。終始KAT-TUNのコンサート並みにファイヤーしているメインステージを端から端まで歩きながらお客さんを盛り上げて歌う。物理的にも精神的にも毎回ここで会場の温度が3℃くらい上がってたと思う。なんというか、踊ってる手越くんもバラード歌ってる手越くんももちろん好きなんだけど、そうやって歌一本で会場のボルテージをあげていくエンターテイナーでロックンローラーでアイドルの手越くんに、「この手越祐也が見たかった」みたいな気持ちになった。
 
特に「天才?秀才?20年にたった一人の逸材?」を本家同様メロディーに合わせず煽るように歌って、「そんな安い言葉売っ払って替えの効かない目で見つめろ」で目をひん剥く手越くんに、ヒゲダンへのリスペクトと手越祐也のスピリットを感じてめちゃくちゃ痺れてしまった。
 
そもそも「結果1発で180度真っ白な歓声に変わるぞ」とか「難題だらけのジャストザウェイユーアー」とか、全部努力と野心でいろんな結果を掴み取ってきた手越くんにぴったりすぎるのですよね。
あと、すっかり忘れてたけど、この曲を原キーで歌ってるあたり、手越くんはやっぱりバケモンでした…。
 
 
 
 
 
6.STAY’IN ALIVE / JUJU
STAYIN' ALIVE

STAYIN' ALIVE

  • JUJU
  • J-Pop
  • ¥255
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FNSでの共演が記憶に新しいJUJU姉さんから新しめの曲のご提供〜!
最初にシゲ部で解禁された瞬間に「あっこれ好きなやつですわ」って気づいちゃってから今でもずっと好きです。アルバム曲の中でもシゲ部で解禁される曲が大好きな人種なので…(cf.『TWINKLE STAR』『CASINO DRIVE』『何度でも』)。具体的に言うと最初のブラスの二音で好きを確信しました。いやいくらなんでもちょろすぎる。

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いや〜改めて歌詞カード見ると思うことですけど、
 
「綺麗に咲く花なら華麗に散っていけ」なんて、
 
NEWSじゃん……。(cf.トップガン
 

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air:manさん振り付けのサビの振り付けもさることながら、それ以外の部分でもリズムに乗っているタカヒサマスダさんのフリーダンスがおしゃれ。あと、「かかってきなさい未来」でちょいちょいと指で誘う手越くん、ヒロイン力が強すぎて絶対にプリキュアだと思う…………。
 
 
 
 
 
7.カンナ8号線 / 松任谷由美
カンナ8号線

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わかってたけど、NEWSって懐メロの類がはちゃめちゃに似合うんだよな〜〜!!
歌番組でのコラボの選曲が『あずさ二号』とか割と渋めになってしまう気持ちもわかる。
 
あと、この曲があることでアルバム全体として幅広い年齢層にアプローチできてるのが素晴らしいですね!「NEWS、ユーミンやるってよ」って親に言ったら「へぇ〜なにやるの?」って興味持ってもらえたのが嬉しかったので勝手にカーナビのプレーヤーにアルバム音源入れときました。
 
 
さて、そんでもってその歌謡曲っぽい曲が特に似合ってしまうのが加藤シゲアキさんなわけです。
なんで?昭和のハンサムだから?多分声質なんだと思うんですけど。
この曲に関して言えば、歌詞に漂う寂寥感、哀愁みたいなものもすごく加藤さんと相性がいいのかなと思う。なんでこう後ろ髪ひかれるような歌詞が似合うのかなあ未練タラアキさんは!!!プロデューサーも私と同じ意見だったのか、サビ一個まるまる加藤さん、という予期せぬシゲ担ボーナストラック。

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初めて聞いたのに初めて聞いた感じがしない懐かしさがある、というこの曲のすごさだと思うんですが、同様に、古のジャニーズみたいなロング丈の衣装を着てターン多めのまったりしたステップのダンスを踊るNEWSも初めて見た感じがしないのがすごいなと思いました。
 
は〜〜、『CASINO DRIVE』のドライブしてる道も『チャンカパーナ』の深夜バスが走ってるのもカンナ8号線ですわこりゃ。
 
 
 
 
 
僕が僕であるために

僕が僕であるために

  • 尾崎 豊
  • J-Pop
  • ¥255
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増田さん同様、なにがくるんだろう?と様々な憶測が飛び交った加藤さんソロ。
私も過去のシゲ部でのオンエア曲とかを遡って、フラカンか??ワンチャン女性ボーカルか?とか予想してたんですけど、そうか、尾崎か……。と一発殴られたような気持ちになりました。
 
そもそもStrawberryの特典映像で記念碑に行くほど、尾崎は加藤さんの身近にあった「スター」であり、彼を選ぶということには相当の覚悟があったはずです。クラウドのライナーノーツでも「曲をお借りするにあたり、参る、詣でるような気持ちでまた渋谷の記念碑も見に行ってきました」と語っていた加藤さん。きっとスティードが連載されていたらそのときの話ももっと詳しく聞けたのかなと思うと少し寂しい。ツアーも終わったことだし、そろそろシゲ部で話してくれるかな。
 
コンサートでのパフォーマンスはご本人へのリスペクトか、センステでギター一本での弾き語り。シンプルなハイネックが最高にリアコ〜!って呟くにはパフォーマンスが重すぎた。だって僕が僕であるために勝ち続けなきゃいけない」ってアイドルが歌うんですよ。人として「勝ち続けなきゃいけない」のとはまた違う意味を持つような気がしてとてもしんどい。
公演を重ねるごとに加藤さんの気持ちも強くなっていったのか、どんどんエネルギーの消耗が激しくなっていって。ドーム公演の頃には倒れ込みそうなほど必死に歌う加藤さんを祈るように見ることしかできなかった。心配だったけど、でも彼の表現したいものを正しく受け取らなきゃいけない、みたいな使命感と願望に突き動かされて見届けた。『世界』のようで、より自分の外にも向いたパフォーマンス。2年でアップデートされた加藤シゲアキをひしひしと感じるツアーだったと思う。
 
 
最後に繋ぎの話だけはしておきたいのでします。この曲から「生きろ」への繋ぎ。歌い終わったギターの音色の余韻がまだ残るうちに、メインステージの上と下に三角形のように立っている3人にぼんやりとスポットライトが当たる。すぐに「生きろ」のイントロが流れてきて、ギターを置いてセンステに向かう加藤さんと、階段を降りて合流する増田さん、そしていつもの「生きろ」のポジションにつく4人。そんな演出を見てたら、加藤さんはなんでも一人で抱え込みそうで不安に思うことも多いけど、でもNEWSは4人なんだな、加藤さんには他の3人がいるんだな…みたいなことを勝手に思って毎回泣けてしまった。
 
 
 
 
 
 
心絵

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フロートで外周を回って、会場四隅に止まったところではじまる『心絵』。

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「描いた夢とここにある今」を声量たっぷりに歌い上げる増田さんの入りからもう優勝。いろんなアーティストがカバーしてきたドメジャー曲、それもとてもパワーが必要な曲なのに、すっかり自分の曲にしてしまうNEWSは本当にアイドルの枠に囚われないアーティストだなあと思う。
 
個人的には、カバーによっては削られてしまうこともあるサビの「Wow~」と大サビ前の「ここ〜ろよ〜!」を残して、しっかりファンに歌わせるあたりに合唱大好きなNEWSらしさが出ていて好きです。(笑)一回フロートの手越くんの真ん前の席だったんですけど、大サビ前で「響け〜こ〜のここ〜カモン!」と両手を広げて私たちの声を受け止める手越くんが本当に幸せそうでニコニコしてしまった。これ何回目って感じなんですけど、ライブでデレデレしてる手越くんが最高に好きなので…。

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9.さぁ鐘を鳴らせ / DREAMS COME TRUE
さぁ鐘を鳴らせ

さぁ鐘を鳴らせ

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NEWSって、グループでのアップダウンを経験しているからネガティブな感情に説得力がある、というのと同時に、アイドルでありながら「喪失」みたいな概念をタブーにせずに感じさせるところが人間臭さに繋がっていると思うのです。それは『「生きろ」』という歌がある点においてもそうだし、脱退もそうだし、メンバーの多くが身近な人の死を経験しているからでもあって。私たちが知っているものだけでも、親しい友人、祖父、父親、愛猫。
 
そんなNEWSが歌う『さぁ鐘を鳴らせ』は、グループとしての誓いのようでも、誰かを想って届ける歌のようでもあって、歌の持つパワーが桁違いでした。

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「生きると誓え」「生きると打ち鳴らせ」。

この歌詞をこれほどの切実さをもって歌えるのはNEWSしかいないと思います。
 
あと、やっぱりNEWSの世界観が好きなファンなので、この「音」と銘打ったアルバムで、最後(の方)に「さぁ鐘を鳴らせ ガンガン打ち鳴らせ」と歌うコンセプチュアルさが好きです。
 
 
 
 
 
10.ラストソング / Official髭男dism
ラストソング

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私はいわゆるNEWSの”ラストソング”である『U R not alone』や『HAPPY ENDING』、『Love Story』がとても好きです。言葉で伝えてもらうのも嬉しいけど、それ以上に「うた」を通すことでNEWSからの想いを受け取れて、またこちらからも何かを返せる、双方向のコミュニケーションができている気がするから。だからこそ「最後の曲」というのは特別で、カバーだったら最後どうするのかな〜、探してくるの難しいだろうな、「生きろ」とかで終わらせるのかな〜とぼんやり思ってました。曲目に並ぶこの曲のタイトルを見るまでは

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これほどNEWSのライブの締めにふさわしいカバーがあろうか…(反語)。
 
「まだ遊びたりないよ もっと歌いたいのにな」という名残惜しさ、ぴったりすぎる歌割り、Love Storyからの繋ぎ、最後の最後がファンの合唱なところ、ツアーを終えた今振り返ってもこれほどぴったりな曲選はないだろうと思えます。ありがとうOfficial髭男dism。
 
歌割りに関しては、個人的にしんどいポイントが三点あって。
一つは一番の手越くん。ついさっきまでLove Storyで「また明日ね」って満面の笑顔で手を振っていた人が歌う「『またね』があれば どんなお別れもマシになるね」、あまりにも説得力がある。でもその後すぐにいつか来る終わりを考えてしまって、考えちゃだめだよな、と自分で打ち消す切なさ。NEWSも私たちも、「来年」が必ず来るわけではないことを知っているから、いつか終わりが来ることを知っているから、考えずにはいられない。100%楽しい気持ちで終わりたいのに、自分でそれを邪魔してしまうというところに切なさを感じます。でもNEWSはそんなネガティブさがあるからこそ強く、また心惹かれるグループでもあるのですよね…。
 
二つ目が二番の加藤さん。「そんなド正論 臆病な僕には しんどすぎて聞けたもんじゃないな」ですよ。ねぇ!!!私もしんどすぎて聞けたもんじゃないんですけど!!!「限りがあるからこそ美しい」というのは、NEWSのコンサートを見ていると強く感じることです。ずるずる続けるアンコールをせずに、起承転結を決めて、”限り”を設けているからこそ美しい「作品」になっている。小説もそうですよね。そんな「美しさ」をよく理解した人たちが、いつか来るNEWSというSTORYの終わりを考えるのがしんどいあまりに、「美しさ」を否定する。なんということでしょう…(CV.ビフォーアフターの人)。そういうネガティブさ、一筋縄では行かない感情のせめぎ合い、それを加藤さんに表現させてくれたのが優勝です。これはNEWSだけではなく私たちにも言えることなのが切ない。私は臆病なので、やっぱりまだ終わりは考えたくないな。
 
三つ目。Cメロ。『「生きろ」』のCメロよろしく、手越くんが先陣を切って、そのメロディーの上に増田さんが乗ってくる、この流れがめちゃくちゃ気持ちいい。「僕は笑い声を立てる 『またね』を届ける」、そんな約束を、それこそ『「生きろ」』を歌うときのように、毎回全身全霊で届けてくれる二人。そして四人で歌う「地球最後の日だとしても」。ああ、明日が地球最後の日だとしても、この人たちは今日ここに立ってコンサートをやり遂げるんだろうな、そんなアイドルとしての矜持を見せつけられたような気がして、鳥肌が立ってしまうワンフレーズ。
 
そんなわけで、私は今回のラスト二曲の「Love Story~ラストソング組曲」がはちゃめちゃに好きでした。Love Storyの最後、溜めに溜めた増田さんの「恋をする〜…」から『ラストソング』のイントロが流れ出すと、ああもうこの楽しい時間が終わってしまうんだな、と寂しさがこみ上げてくる一方で、「ラララララ〜ララララ〜ララ〜〜」を「もっと歌って!」と音源の3倍くらいの長さ歌わせてくるNEWSも、「もっと歌いたいのにな」と歌いながら、最終公演ではみんなちょっと瞳が潤んでいたNEWSも愛おしくってたまらなかった。
 
(余談。これNEWSあるあるだと思うんですけど、何回も聞いてると手越くんの上ハモの方も覚えちゃってそっちが歌いたくなってくる現象、ないですか??私は恋祭りとかもそうなんですけど、最後の「ラララ」、「ドレミソシ〜ラシドソ〜ファソ〜♪」じゃなくてついつい手越くんパートの「ミファソシレ〜ドレミド〜シド〜♪」で歌ってしまう…)
 
そういえば、「手持ち花火の火薬の香り」で手持ち花火持ってる風な右手のアップからめちゃくちゃ憂いを帯びた加藤さんの顔にチルトしたカメラマンの方、ありがとう!!!!!ナゴドだったかな……私はあなたの神シューティングを絶対に忘れません。
 
 
毎公演、私たちの「ラララララ〜ララララ〜ララ〜〜」が響く中、無情にもメインステージに降りてくる赤い緞帳。「幕が下りれば僕らお互いに離れ離れ」。そんなことわかってるけど、でも完全に離れ離れなことはないと言うように、音楽が終わってもみんなアカペラで歌い続けた東京ドームの合唱を聞きながら、私はやっぱり健気なNEWS担が好きだなぁ、と思いました。
 
 
 
 
 
 
 
以上、セトリ順に感想をつらつらと語ってみました。
 
ライナーノーツ兼ライブの感想ってめっちゃキツイということがわかったのでもうやりません!!肩凝った!!
 
 
改めて、全公演おつかれさまでした!最高のツアーをありがとう!
 
 
 
 
 
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妄想にあたり、何曲か思いつかなくって、ご回答いただいたマシュマロなど参考にさせていただきました。(Sugar人気がすごかった…!)
ヒゲダンが二曲ランクインしてるのと全体的にブラス調の曲が多いのは私の趣味です!ごめんなさい!
 
 
NEWS、懐メロの類とバラードは絶対似合うからつまんないかな…と思って明るい曲を探した結果、全体的にこうなりました。たぶんジャニーズ限定でも90年代ヒット曲限定でも1枚作れると思う。
 
 
 
というわけでお題をつくりましたので、みなさんもぜひ!!感想もまってます!
 
 
 
 
 
 
 
 

*1:STORYの歌詞