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好きな人が物書きなもので、つい。

他G担が語るNEWS最強アルバム『EPCOTIA』

お題「NEWSアルバム『EPCOTIA』レビュー」

根強い人気を誇るNEWS9枚目のアルバム・EPCOTIA。
2年経っても尚「EPCOTIA is 最強」と語る強火EPCOTIA担であり本業は二宮担の我がシンメ(@014x2Fresh)に提案してみたところ、全曲感想をしたためてくれました!その量なんと1万字超の大ボリューム!
というわけで、本ブログ初の寄稿でお届けするEPCOTIA感想文です!
 

 

 

EPCOTIA(通常盤)

EPCOTIA(通常盤)

  • アーティスト:NEWS
  • 発売日: 2018/03/21
  • メディア: CD
 
 

 

 『EPCOTIA』と題した本作は
前作"NEVERLAND"の世界観を引き継ぐ、
グループのアルバム・プロジェクト第二弾!
 
最高の音楽体験。感動の宇宙旅行
前作を超える圧巻のエンターテイメントがここにある。
ようこそ、EPCOTIAへ。 

 

 
 
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はじめまして、あおいといいます。
 
いやここはべーぐるのブログだろって?
存じ上げておりますよ。
私、べーぐるさん(以下、管理人)の友人です。多分、このブログ内で何度か親友表記されている人間の1人です。
今回は管理人から依頼を受けて1本記事みたいなものを書いてきました。タイトル見ればわかると思うんですが、NEWSが2018年に発売したアルバム"EPCOTIA"についてです。
 
経緯を簡単に。
実は私は嵐のファンをかれこれ10数年やっているオタクです。NEWSに関しては不可抗力で家に押しかけた管理人にDVDを見せられたりライブに連行されたり突然CD(しかも初回通常計3枚)が宅配便で送られてきたりして知識と好きを蓄えました。そんな中でこのEPCOTIAというアルバムがこりゃまあびっくりするくらい好きで今回こんな記事をしたためることになったのです。
 
マジで誇張のない私個人の意見なんですが、アルバム全体としてのハマりだけなら嵐さんのどのアルバムにも勝るハマりです。
 
これを繰り返し管理人に訴えていたら、その好きを文字に起こさないかと誘われたという訳です。NEVERLANDから始まった一連のプロジェクトも今年のSTORYで一段落することでしょうし、需要は管理人にあるそうなのでやってみようかな、と思いました。オタクのつらつらとしたここが好きとかここ聞いて欲しいとかそういう話になりますので、暇つぶしにでもなれば幸いです。ちなみに長いです。口語でつらつら書いたので、何卒ご容赦くださいませ。
 
 
 
それでは、いざ宇宙旅行へ!
 
 
 
 
1.EPCOTIA
正直、このアルバムを死ぬほど聞いているので「ただいま」って感じすらします。INTER含めてこのアルバムには声優の沢城みゆきさんが参加されていますが、それがまたいいですね。男性グループの曲に入る女性の声ってとても印象的に聞こえます。この曲はAメロの終わり「はじめろカウントダウン」と共にclapが入って音としてのカウントが始まるのがとても好きです。私個人が好きな曲の演出として“段々音(楽器)が増えていく”というものがあるんですけど、それが効果的に使われていると緩急があって勢いのある曲になります、たぶん。EPCOTIAは表題曲であり、アルバム全体で語られるストーリーの中で「NOW BOARDING」、搭乗そして離陸といった役割を担っています。そのため勢いよく飛び立とう!というイメージが楽曲として強く、このカウント(ダウン)の表現がベストマッチだな、と思う訳です。カウントダウンからサビに繋がる感じ、まるでエンジン点火って感じがしません?ついでにサビから鼓膜を震わせるようなバリバリした低いシンセが鳴ってるのも余計にエンジン音っぽさを煽ってるなと思います。ライブにまで言及するなら、そのサビにわかりやすくC&Rが組み込まれているので、EPCOTIAという作品が発車して今から旅が始まるんだぜ、エンジン全開!が分かりやすくて大変1曲目にふさわしい楽曲だなあと思う次第です。
 
 
【管理人のコメント】私、EPCOTIA初解禁時に記事を一本書き上げた人間なので、語り出すと止まらないんですけど…。この曲の高揚感はさすがだよね。NEWSのアルバムのリード曲は毎回壮大で、いつ聞いても鳥肌が立つ最強楽曲だと思います。
 
 
2.KINGDOM
NEWSって自らの歴史を上手く扱うなっていう印象があるんですけど、これはそのタイプの楽曲です。ただ日テレ系のサッカーの曲だなって思う人にはそう聞こえるでしょうし、それで正しいのだと思いますが、オタクは考察したいし浸りたい生き物なので1番Bメロの過去曲のタイトルが取り入れられてるところで興奮してしまうんだなあ。福利厚生が厚い。あと手越くんの歌がうまい。ラスサビで特に感じます。ハイトーンのフェイクは大好物です。あと合唱(コーラス)の使い方が効果的だな~。NEWSの曲では、みんなで歌ったらより“強い”曲で正しくコーラスが用いられてる感じがします。Clapも同じようにみんなを感じられる仕掛けの一つでもありますよね。
 
【管理人のコメント】ありがとうございます。「自らの歴史を上手く扱う」というところ、まさにその通りで、その最たるものが3/4発売のアルバム・プロジェクト最終章『STORY』なんです!!なんとファンタズミックにしか聞こえないリード曲のサビには「NEVERLAND」「EPCOTIA」「WORLDISTA」という歌詞も。今ならまだ間に合います!!ぜひお求めください!(ダイマ
STORY (初回盤) (CD+DVD)

STORY (初回盤) (CD+DVD)

  • アーティスト:NEWS
  • 発売日: 2020/03/04
  • メディア: CD
 

 

 
 
3.TWINKLE STAR
これねえ、この曲がこのアルバムの中で2番目に好きです。もう個人的な趣味の話ですが、こういうシンセの軽めの音で構成された曲がめちゃくちゃ好きでして。で、そのシンセの中で効果的に表面に出るピアノの音ったら!癖(ヘキ)に来る!シンセの音にも生音にもそれぞれ良さがあるのは当然なんですが、それを上手くMIXしてるバランスのいい曲があるとやみつきになってしまう星の生まれなんです。そして管理人に媚びてるわけではないですが、この情緒的な入りの歌詞をシゲアキ先生に歌わせた采配が優勝ですよね。なんか色気のある声してるんだよな…。あと前奏の弾むリズムを覚えて、一曲の間ずっと探しながら聞いてみて欲しいです。音数が減ったりしますが根底にずっと残っています。「TWINKLE STAR」のところが一番分かりやすいです。こうやって一貫したリズムがある曲は聴いていて耳に楽しいと思います(個人の意見)。すいません、うすうすお気づきかと思いますが私は音とかリズムに変なフェチを持ってます。
 
【管理人のコメント】情緒的な入りの歌詞を加藤さんに歌わせた采配、ほんとそれな。NEWS担の間では生けるTWINKLE STARこと手越くんのイメージが強い曲だと思うんですけど、個人的にはライブで目の前が加藤さんだったので、きらめく汗を飛ばしながら踊る加藤さんのイメージも強くて…。最近は「きれいな目をしてたね…」のあとに「お前が一番綺麗だよ!」ってコール入れたくなっちゃうのが悩みです。衝動がドルオタおじさんでごめんなさい。
 
 
 
4.LPS
勝手に思ってる「NEWSっぽい曲」の一つですね。これもまた効果的な合唱曲です。これは私が嵐のオタクをやっているからグループごとのイメージの差として強く感じることですが、嵐がファンをファンのみんなという風に大きく括ってメッセージを届けようとしてくれるのに対して、NEWSはファンを1人1人の”君”として扱おうとしているように感じます。どっちが良いとか悪いとかではなく私個人のイメージの差です。LPSもその印象を補強している一曲だと思います。で、その補強に一役買ってるのがこの合唱です。嵐の楽曲にはファンが歌う前提の曲はあまりありません。ライブのノリで決まって歌う曲があるくらいです。一方NEWSはここは絶対にファンが歌うパートだよ、とまるで音源の時点でファンにパートを割り振っているような。ファンを認識する強度が高い!そこが私の中でのNEWSとファンの関係性のイメージを作っているので合唱ってすごいのだ。
 
【管理人のコメント】わたし、LPS大好きなんですよ。LPSという造語、マークやポーズがすごくキャッチーなところ、応援歌なところ、ファンのコーラスがあるところ、サビがユニゾンじゃないところ、全てがNEWSらしくて。そもそもLove Peace SmileってNEWSのことじゃん?LPSが流れた瞬間に世界平和訪れるじゃん??つまりこの曲はジャニーズ界の第九なんですよ。そのうち国連からオファーが来ると信じてる。
 
 
 
増田貴久優勝。こうやって曲ごとに歌い方変えてくるプロのアイドルが大好物です。2番の「Don’t worry~ゆっくり話をしようよ」ね、あざとい罪で有罪です。「ねえ 一生のお願い」で刑期延長だからな。可愛い曲で可愛いに全振りしてくるところ、信用できる…(今バレたと思いますが私は増田さん推しです)。そういう意味で言うと1番出だしの小山さんもなかなか甘いですよね。ライブを見たから知ってるんですがこういうとき結構狙った顔するんだ、小山慶一郎そういうとこだぞ!ちなみにこの曲と次のJUMP AROUNDに関しては、この2曲を並べて収録した構成さんが大英雄なので、連続で聞くことに意味があるとさえ言えます。
 
【管理人のコメント】知ってる?これ歌ってる人たち、全員三十路なんだぜ……?LET‘S GO TO PLANETをゆうに超える激カワアイドルソングを歌いこなすNEWSのアイドル強度の高さよ。たぶんここだけでDVD10回は見た。最高にあざといのに4人ともはちゃめちゃにかわいいので頬緩みっぱなし。全員優勝!!!!
 
 
 
 
6.JUMP AROUND
前述の恋する惑星からの落差です。私がグッピーじゃなくて良かったですね!温度差で死ぬところでした。歌ごとに歌い方を変えてくるプロのアイドルが大好物の私にとっては垂涎ものの曲順でした。ところで、NEWSの楽曲全体に言えることですが、メンバー4人それぞれに特徴のある声で得意分野が違うことを生かした歌割りが多い印象です。適材適所でユニゾンにこだわらないところがNEWSの楽曲の良さだと思います。この曲ははっきりとその特色が出ています。個人的に耳を澄まして聞いて欲しいのはサビの下ハモ担当・小山さんです。一曲通して表だって聞こえる機会は少ない小山さんですが、この下ハモめちゃくちゃベースが効いててかっこいい!曲の一番最後、「今夜は離さない」で余韻に残る小山さんの響きったらないです、頭溶けちゃうね。
 
 【管理人のコメント】サビの治安悪いコヤシゲと振付でイチャコラするコヤシゲと曲終わりでめっちゃマウント取ってくるコヤシゲがすごい(メッセージはここで途絶えています)
 
 
 
この曲が大好きです!ここまでで私の癖にクる曲の傾向がなんとなく分かった方もいらっしゃると思いますが、これがEPCOTIAの中で一番好きな曲です。まずTWINKLE STARの項でも書きましたが、この曲も前奏のリズムを追うことができる曲です。まあはっきり分かるのAメロまでなんですけど!1番は前奏から地続きなのですぐ聞こえますが、2番は耳を澄まさないと分からないです。シンセだからなんとも言えないですが、それまでのパーカスっぽい音とは違う楽器になっています。一方、Bメロからサビにかけてはハープが原型なのかなあ、ちょっと詳しくないので分かりませんが、シンセで鳴らしてる弦を弾くような音を拾うのが楽しいです。波のように上下する音を追いかけると風に舞う桜の花びらが見える(確信)。音の話が長すぎますね、この曲ツボが多すぎるんだよな~!
もう一個だけ、すいません。ラスサビ前の「A way to Avalon」の後に1小節の空白があります。その直前にビートを徐々に早めて盛り上げて、明らかにサビが来る!と予期させての空白です。こういう音楽としての演出に弱い…。まさしくサビの歌詞「桜 WhiteOut」の情景が頭の中に浮かぶ瞬間です。しかも「桜WhiteNoise」って、WhiteNoiseはあらゆる周波数の音という意味だそうで。音のない瞬間を曲の中で演出することで世界観がイメージできる、秀逸な楽曲だなあ。そろそろ自重します。
 
【管理人のコメント】あおいさん、☆Takuさんが入ってるようなエレクトロな楽曲好きな傾向にあるよねぇ。絶対『何度でも』刺さるじゃん。AVALONは私も大好きでその分思い出があるんですけど、アリーナツアーで目の前だった増田さんのフリーダンス、あれは綺麗だったなあ。
 
 
 
 
8.IT’S YOU
ここまで来てそういえばこのアルバムの曲名はアルファベットが用いられているものは全部大文字表記なんだなと気が付きました(ソロは除く)。よくできてんなあ、やっぱりEPCOTIA大好き。さて、この曲もNEWSならではの適材適所歌割りです。基本的にBメロの緩急が好きなんですが、それぞれ前後半できちんと韻踏んでるのでリズム良く聞こえるんでしょうね。それにしても2番の「まやかしで染めた素肌」はえっちすぎでは…?それから、サビの一番下で鳴ってる音が好きです。メロディライン含めて細かい音が多い中でずっと途切れない音が底にあるので不思議な重厚感があります。高級なステレオで聞くと腹に響くタイプの音ですね!中学時代にベースラインの楽器をしていたものでこういう音がよく聞こえる耳なんです、超マニアックでごめんね。
 
【管理人のコメント】適材適所歌割り、それも「一人が踊って他三人が歌う」なんてパフォーマンス、考えつくのはNEWSだけだと思ってますマジで。もっといろんなところでやってほしかったよ〜〜!
 
 
9.UFO
これはライブで見た時ダンスがあまりにもピン○レディーのUFOを踏襲してて大丈夫か?と思った記憶があります。でも簡単ですぐ覚えられるから、ライブ会場で一緒に踊れて楽しかったな。この曲は絶対にストリングスを追ってほしい1曲ですね。バイオリンの小刻みな動きって結構宇宙っぽいんだなと気が付きました。かなり細かく動ける分、ふわふわした音程を出しやすくて揺れるんですよね。それが宇宙っぽい。推しはサビの「Ooh la la You Are UFOキレイすぎる キライだよ」の後に入る↑↓↑↓と波打つストリングスです(いや分かりにくくてすいません、ほんとに)。まるでUFOの駆動音か、はたまた宇宙人の言語みたいに聞こえてきます。みんなも頑張って聞いてくれ~!
 
【管理人のコメント】わかるわかる、ぴ〜〜ぽ〜〜ぴ〜〜ぽ〜〜〜↑↓ ね!アルバム聞きたてのときに、なんかメロディーラインがEMMAと近いなと感じて、セトリくっつけてくれないかな〜!と思ってたらビンゴだったのが嬉しかった思い出。セトリで競馬みたいな楽しみ方するのやめたい。
 
 
 
10.EROTICA
第一印象が超ラテン!だったんですが、これには訳があります。当時大学で選択していたスペイン語の授業でスペイン語の楽曲を聞くという講義がありました。この中で紹介されたMark AnthonyのVivir mi vidaという曲に雰囲気がよく似ていたのです。YouTubeに公式PVあるので興味がある方はぜひご視聴ください。歌詞もいいんですよ、閑話休題。EROTICAはタイトルからご覧の通りまあセクシーに振った楽曲です。NEWSのメンバーみんな色気ある歌い方めっちゃ上手いですよね?なんだろう吐息を混ぜ込んだ歌い方、と言えばいいんでしょうか。狙って出してる掠れたようなあえかな声が大変、とても大変よろしいです(精一杯のオブラート)。
 
【管理人のコメント】私は加藤シゲアキさんのファルセット大好きオタクなんですけど、EROTICAの「Ha~」のちょっと掠れたファルセットは自宅で料理しながら好きな女性ボーカルの曲を口ずさんでるシゲくんみたいで最高だなって最近気づきました。家で機嫌がいいときのシゲくんの鼻歌を当てるのが最近のマイブームなんですよね〜〜〜!
 
 
11.BLACKHOLE
これもリズム追える系の1曲です。しかも割とずっと追いかけられます。楽器は変わっていくけれどずっと存在するリズムがあるのでぜひ一緒に追いかけてみましょう!楽しい(私は)。あとサビの手越くんが優勝ですね!同様に適材適所楽曲にもなってる訳ですが、これは手越くんが最高に輝いている…。ちょっとがなるような力強い歌い方でかっこいい。一貫した歌割りなのもあまり他のグループでは見かけないスタイルですよね。あとこれは増田担なので許してほしいんですが「超カワイイ」が毎回毎回ツボです。
 
【管理人のコメント】さりげなく増田担って書いてる!?認めたな!? 今度会う時DVD見せるから(EPCOTIA〜Strawberry〜EPCOTIA ENCOREチキチキ耐久レース)、「悪女?」で失神しないようにね!わたしはいつも加藤さんの「1、2、3」でブラックホールに吸い込まれてるので…。
 
 
12.星に願いを
歌い出しと歌い終わりの増田さんが優勝ですね!すぐ推しを優勝させてしまう…。テンポがゆっくりしている分、ハモりやユニゾンを存分に聴かせてもらえる良曲です。EPCOTIAは比較的勢いのいいアルバムなのでこういう曲でアルバム全体として緩急が付きます。だからEPCOTIAというアルバムはシャッフルとかはせずに順番通りに楽曲を楽しんで欲しいです。個人的にはサビの手前の「こんな日が来ること」のハモりが好きです。ああいう分かりやすく劇的に音程のあるハモりが綺麗だとうっとりしますよねえ。大サビ頭の手越くんはほんとに恋してそうな甘い声で可愛いんだよな、そういう歌い方が上手い。
 
  【管理人のコメント】歌い出しと歌い織りの増田さんが優勝、わかる!『星に願いを』はまさしく増田さん始まりだな〜っていう曲だと思います(cf.恋を知らない君へ)。EPCOTIAはみんな好きな曲が多いと思うんですけど、こういう挑戦的なラインナップだからこそ際立つ『星に願いを』の良さがあると思うんだよね。この曲が一番好き!っていう人は多くないかもしれないけど、EPCOTIAに絶対必要な一曲。
 
 
この曲は帰り道感が強いんですよね。なんでって言われると困ってしまうんですけど、なんとなく前奏のギターが夕方っぽいのかなあ。歌詞にも夕日とかが入っているのであながち間違っていない、と思いたいです。2番Bメロ「行方を知らず~微かな未来だって」の歌詞が好きです。しかもそれがテゴマスなのがご褒美!あと大サビの「数えきれぬ涙拭いて 「弱さ」という強さを手にして」って歌詞、NEWSくんが歌うとすごくメッセージを感じます。彼らの歌う詩って純粋な成功や勝利、強さを感じさせるものよりも、一度失敗や敗北、弱さを知ったからこそ、今の自分たちの輝きの糧になっているのだと訴えるものがある、と思っています。
 
  【管理人のコメント】実はイノセンスのアウトロは前作『NEVERLAND』でも同じ位置に入っていた『流れ星』と似せて作られているんだけど、そういうヒロイズムさんの仕掛けがにくいんだよな〜〜NEWSのアルバムは。あとはやっぱり「 『弱さ』という強さを手にして」だよね。笑顔でこのフレーズを歌うNEWSが大好きだしこのフレーズが一番似合うのがNEWSというグループだなあと思ったりします。
 
 
14.HAPPY ENDING
ハピエンソング!NEWSくんは割とハピエン厨だと思っているのですが、そんな印象を抱かせる曲の最高峰ですね。いやタイトル見れば分かるでしょ?しかも「happy ending is waiting」、幸せな終わりが待っているという言い切りができるNEWSくん、自分たちがファンを幸せに導く自信があるんですね。これだからリア恋枠は!乙女ゲーになっても自然なわけです。ついでにこの曲も効果的な合唱曲ですね。みんな思ったでしょ、あ、この「oh happy ending is waiting」は自分たちのパートなんだなって。そうだよ、ファンのパートだよ~~~!ってな。ライブ会場での合唱って、すごく印象に残りませんか?私はあの日NEWSの4人と、そして彼らを愛する人たちと一つの歌を一緒に歌ったのだという思い出。それって、いつか心が曇ったときに思い出して、元気が出たら歌詞のそのまま「1人だなんて間違えないように」っていうNEWSからのメッセージですね。
 
 【管理人のコメント】2018年以降、落ち込んだときによく聞くランキング第一位。この曲のいいところは、最初っから応援メッセージを並べるのではなく、1番をかけて沈んだ気持ちに寄り添って、「ゆっくり前向いていいよね?」とじっくり気持ちを持ち上げてくれるところ。ここで音楽も音数が増えて盛り上がるので自然と気持ちがリフトするんです。そして「1人だなんて思ったら許さない」ですから。断定。ダーリンにそんなこと言われたら凹んでる場合じゃなくなるのです。
 
 
 
15.プラトニック
これに関しては一つ懺悔なんですが、前年のソロ曲が文字通り“イってる曲”だったせいで初見の時の私の感想が「賢者タイム」だったの本当に申し訳ないと思っています(画像は管理人とのトーク画面)。この曲はライブの演出を良く覚えていて、1番ファンの近くで歌っていたのではないかなと記憶しています。いやそんなの恋しちゃうからやめろ~?それからサビの多重録音。ハモまで手越くん本人がしていてソロらしい楽曲でした。イヤホンで聞くと耳元で歌われているような感覚になります。リア恋枠強い。

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【管理人のコメント】初見の反応晒すのやめて!??。しかし、他G担から見ると手越くんってリア恋枠なんだね??私の周りのNEWS担はどちらかというと手越くんを天使だと思ってる人と幼稚園生だと思ってる人が多いので新鮮……(←EPCOTIAで祐也〜〜!って叫んでた張本人)。プラトニック登場ガチャは賛否あったけど、ファンの近くに行けてとっても嬉しそうな手越くんかわいかったな…。
 
 
 
16.銀座ラプソディ
デュエット曲じゃないことに驚いてしまいます。NEWSの特技・適材適所歌割りだと下ハモとかを任されがちな小山さんですが、実は声甘めでこういう曲似合いますよね、というか私が好き。生バンド付きで歌って欲しいと思ってしまう。2番以降のサビ後の間奏または後奏で入る「どこにいるの…」の声が切なくて好きです。何回目か分からないですけど楽曲に合わせて歌い方の色を変えるプロのアイドル大好物!伏し目、流し目で歌う姿が目に浮かぶ~!
 
  【管理人のコメント】デュエット曲みたいって思ったのすごいな!?実はこの曲は昔山下くんと歌っていたデュエットのセルフカバーなのだそうです。ライブで「このコンサートR指定ついてたっけ??」って思ったのが記憶に新しい。私が亀仙人だったら鼻血出てました。
 
 
17.氷温
加藤シゲアキのソロ以外考えられないっていう完成度の世界観があるソロ曲ってすごいですよね。出てくる単語から、うっすらと照明で明るいベッドルームでサイドテーブルに度数の高いアルコールを置いて1人感傷に浸る男、まで余裕で想像できます。シゲアキ先生に似合うこと似合うこと!音的に気になるのはサックスとギターのカッティング音ですかね、すごく印象的です。固定概念としてどちらもなんとなく色気があるじゃないですか。すごくオトナな曲にしている要素だと思います。
 
  【管理人のコメント】管理人はEPCOTIAが発売されてから電車で『氷温』無限ループする日々が数日続きました。現実で聞きすぎて『氷温」を聞いてる夢も一度じゃなく見ました(ガチ)。というのも、『氷温』って心なしか他の曲より声が近くに感じられたんですよね。なんだか耳元で囁かれているようなリアリティがある気がして。曲調も好きだし、自担曲だし、本当にずっと聞いてました。これがラジオで加藤さんが「マイク5本立てて選んだ」と言っていたAKGのマイクの効果なのでしょうか。教えておじいさん!
 
 
 
18.Thunder
強い。めっちゃ強い。音楽も歌詞も強いし、増田さんの歌い方も強い。伝えたいことをここに込めたから、耳を塞がずに、目を閉じずに全身で受け取れっていうメッセージを感じます。前半部分はずっと静かに語るようだった歌詞が「ダサい大人に なりたくなくて」から強く訴えるようになります。増田さんの兄貴分・櫻井氏のソロ曲“Hip Pop Boogie”にも通じるものがあると思いますが、社会へのアンチを込めた訴える力の強い楽曲をソロで歌うアイドルという概念が好きです。
 
  【管理人のコメント】『Hip Pop Boogie』でもあり、もっと言えば『Anti-Anti』かな。確かに「もういい外野黙りな」に通ずるものがあるなと言われて思った。『LVE』同様初めて聞いた時の衝撃がすごかったし、それをやるのがあの増田さん、というのが衝撃で。ただ、今思うと、こういう「メッセージ性の強いソロ」って毎年誰かが担当しているんじゃないかな。EPCOTIAは増田さんの『Thunder』、WORLDISTAは『DoLLs』と『世界』。そう考えるとSTORYはきっと小山さんの『STAY ALIVE』になるんじゃないかと思っています。
 
 
 
 
さて、ここまでEPCOTIAに収録された楽曲全18曲について語ってきました。我ながらこんなに長々と書くつもりではなかったので、ちょっとびっくりしています。着眼点が変態のそれだったのも読み返して自分で引きました。でも楽しかったです。文章をまとめている間、ずっとそのとき書いている曲を聴きながら文字にしていましたが、改めて自分はこの曲のここが好きなんだなと認識できました。記事を書く前のなんとなくEPCOTIAが1番好きだと思っていた「好き」よりも、さらに愛が深まった気がします。いい経験になりました。そして思ったのはこういう文章書くの楽しいな~ってことです。需要がある気がしないので終わりますが、他のアルバムでもやってみたい気持ちになりました。
 
という訳でお付き合いいただきありがとうございました、またどこかでお会いしましょう!管理人べーぐるの友人・あおいがお送りしました。あとは上手いことまとめてくれよなべーぐるさん(丸投げ)!
 
 
 
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総文字数8000字超のライナーノーツ、おつかれさまでした!
管理人としてはぜひとも他のアルバムやDVDの感想が聞きたいところですね。
まあSTORYも無理やり聞かせるんですけど。
 
 
 
 
 
 
 
 
で、一個聞いていい?
 
 
 
 
 
 
 
いつFC入んの??