WEB歌集 J31Gate 第５回「花」に参加させていただきました。
もともと短歌や俳句は好きで詠むことが多く、Twitterでジャニーズ短歌というものを見つけて面白いな〜と思い参加したのですが、自分の歌に番号が振られ、こんなにちゃんとまとめられてみると背筋が伸びる思いです。
次回もNEWSか加藤さんの歌で参加したいと思っているので頑張ります。
以下、これを機に、2019年にちょくちょく詠んでいたものをまとめました。
〈 EPCOTIA ENCORE 〉
“ありがとう” 湛えた瞳光らせて星を数える君を見ていた
満天の愛に囲まれ宇宙（そら）仰ぐ 君の瞳に夢ぞ瞬く
今はただ瞳潤ませ立つ君の涙の先の笑みが見たくて
〈 Love Story 〉
数万の愛を五線に閉じ込めて 奏でる音は4合わせの色
さあご覧これが愛だと交わし合う誓いのキスを歌にしまって
届いたらいいなと歌っただけなのに Re:を残して返信が来た
何万の声を重ねた五線譜にリボンをかけた愛の標本
泡沫の目には見えない愛だって かたちになるよと教えてくれた
大好きな人と言われてお互いを想った奇跡こう名付けよう
〈 ジャニーズ短歌 “花" 〉
またひとつ花の名前を教えては呪いをかける俺を許して
（J31Gate 58 加藤シゲアキ）
川端康成の「別れる男に花の名前を一つは教えておきなさい。花は必ず毎年咲きます」から。加藤さんを応援していると花の名前を沢山教えてもらえるのですが、それはある種私たちの心を捕らえて離さない呪いのようにも捉えられる気がして、加藤さん自身がそんな風に思っていたら面白いなという妄想で詠みました。
咲きましょう 茨の棘を隠すほど 花さえ見せればいい俺だから
（J31Gate 158 薔薇／櫻井翔）
この年末にたくさん彼の言葉に触れる機会があって、久しぶりにいろいろなことを考えたので櫻井くんを選びました。彼という人は、華やかな成果・姿の裏にたくさんのトゲを隠した人だと思っています。薔薇の花が大きければトゲもいばら道も見えない、そんな職業。
同じ香を纏えど銀に咲く花を俺みたいだと思ったりして
（銀木犀／加藤シゲアキ）
春の夜の家路に白く咲く花よ 君の名前も俺には大事
ラジオから吹き抜ける風芳しく秋の香乗せた君の声聞く
（銀木犀／加藤シゲアキ）
何度でも咲いてやるさと呟いて日向に移すバーベナの花
（バーベナ／NEWS）
〈 加藤さん 〉
夜毎編む勝手な愛を送っても君は言うかな「馬鹿野郎、」って
「そんなに？」と言うなら泣いて見せようか 泣くほど好きだよ当たり前でしょ
〈 STORY 〉
全力で愛（かえ）すと言ったあの日から綴っていたのねこのおはなしを
