EVERGREEN

好きな人が物書きなもので、つい。

NEWSに出会えた今日に乾杯。

#あなたのNEWSはどこから
 
気がついたらNEWSファンになって丸5年になった。
 
NEWSを好きになったときのことは鮮明に覚えている。
 
 
 
 
 
 
 
 
わたしもかの2015年、コヤシゲファン増殖期に彼等と出会った人間の一人だった。
 
 
忘れもしない20151月のコヤシゲ夜会。数日後のMステのKAGUYAは正座して見た。その後大野くん・櫻井くんと加藤さんとのNEWS ZERO対談があり、手越担の友人に美恋魂と10周年のライブDVD走魂を見せてもらって、『White』が発売されたときにはしっかりお買い上げしていた。だからきっと、ファンになった記念日は201518になる。ツイートを遡ってみたら、一番古いツイートはやっぱりその頃だった。
 
 
 
 
 
私はそれまで、別段NEWSに興味はなかった。6人時代の曲もシングルなら歌えるくらいには知っていたし、メンバーの名前も、小山くんがevery.でキャスターをしていることも、テゴマスの存在も、加藤くんが加藤シゲアキと芸名を変えて作家デビューしたことも知っていた。それでも興味をひかれなかったのは、ずっとどこかでNEWSは山Pと錦戸くんのグループだと思っていたからだ。全員に失礼なのを承知で言えば、その2人のファンじゃない自分には縁がないと思っていたし、そもそも「センター自在型」のグループを好きな傾向にあった私は、知名度の高い2人を中心に据えて売り出すNEWSの商法が好きじゃなかった。ずっと、手越くんや増田くんはとっても歌が上手いのに、なんで一番美味しいパートをもらえないんだろうと思っていた。
 
 
 
201518日の伝説の夜会で、コヤシゲはメンバーが脱退したときのことを振り返って涙を流した。驚いた。そんなひどいことを言う人がいるなんて。そんな辛い思いをしていたなんて。しかし、言葉にしなかっただけで、彼等を「苺のないショートケーキ」と思っていたのは自分も一緒だったのだと気づいてハッとした。
 
 
それと同時に、カメラを憚らずにぽろぽろ泣くコヤシゲにどうしようもなく惹かれている自分がいた。
 
 
アイドルを応援していると、ときどきどこまでが「要望」でどこまでがファンの「わがまま」なのか、不安になることがある。例えば、写真やなんらかのエピソードを見て「かわいい!」と思っても、当の本人は「かわいい」と言われたくないと思っているとか。例えば、ライブをたくさんやってほしいとは思うけれど、それはツアーという相当な負担を強いていることになるんじゃないかとか。そんな不安が小骨のように引っかかって、100%の熱量で応援できないことがある。
 
 
だから私は二人を見て安心したのだと思う。
 
この人たちは、辛い時に「辛い」と言える人たちなんだと。だからきっと嫌なことがあったら嫌だと伝えてくれると。アイドルである前に、どこまでも弱さを持った人間なのだとわかって、安心して応援できる気持ちがしたのだ。本人たちがときたま自虐的に言う「湿っぽさ」こそが、私を惹きつけてやまない一つの要因だった。
 
 
 
それから5年が経った。
私の一番好きな人は、相変わらず剥き出しの心でアイドルを続けている。
 
年末には、ラジオで「キャパオーバー」「しんどい」と話し、今日はせっかく作れた休みにマグロが釣れなくて泣いたと教えてくれた。知らないところで壊れていってしまうよりずっと安心できると思っていたけれど、赤裸々すぎるのもやっぱり考えものだ。だって、こんなに心配なのに、私には何もできることがない。加藤さんの仕事を肩代わりしてあげることもできないし、飲みに言って愚痴を聞いてあげることもできないし、休みをあげることもできない。私にできるのはいつかお給料と印税として振り込まれるであろうお賽銭レベルのお金を払うことだけだ。
 
正直つらい。めちゃくちゃ心配。
 
でも、そういう生身のコミュニケーションができるNEWSが、私はやっぱり好きなのだ。はっきりと隔絶されたファンとアイドルではなく、人間と人間として向き合えるような気がするNEWSが。
 
ここ最近、NEWSや「推し」に対して抱くこの感情はなんだろう?とずっと考えていたのだけれど、多分一番近いのは「家族愛」だと思った。下手したら家族より多い時間顔を見て、声を聞いて、四六時中気にかけている。知らないうちに自分にとってなくてはならないものになっていて、人に話すとき、つい「うちのグループは」なんて言っちゃったりして。
 
結婚したいとか付き合いたいだとか、「好き」の種類はきっとそれだけではないのだ。恋愛のようでこの「好き」は別のカテゴリにある。応援したいと思える人を応援すること、応援してくれる人にありがとうと思うこと、そこにはずっと純粋で人間としてきれいな感情がある気がしている。たぶん、愛と名のつくなにかが。
 
 
 
 
NEWSに出会って5年。
 
いつか『愛言葉』で歌われる当事者になれたらいいなと思っていた私だったけれど、NEWSと共に歩んで5年、『Strawberry』と『Love Story』でしっかり「愛してるぜ」と言われる立場になった。伸びやかな第一声から「大好きだよ」と歌われる『Love Story』はイントロすらない、FUNKY MONKEY BABYSWANIMAもびっくりのド直球さ。果たして日常生活で一方的に誰かを「好きだ」と叫べる機会がいったいどれだけあるだろう。しかしNEWSに対してはそれが許される。それどころか、私なんかの愛に対して、こうやって160km/hのストレートを投げ返してくれたりする。「大好きです」って言ったら、「俺も!!!!!!!超大好きだよ!!!!!!!!!」って感じで返ってくる。こんなんだから、何年経ってもずっと、心を掴んで離してもらえない。
 
 
 
 
 
 
 
愛することを思考し続ける加藤さん。
 
常にまっすぐに愛の言葉を発してくれる手越くん。
 
誰にも見えないところでひとり愛を込めたサプライズを企画してしまう増田さん。
 
いつもファンの目線に立って愛の架け橋になってくれる小山さん。
 
 
 
四者四様の愛があるから、その愛に、優しさに、日々魅了されていく。
こんなにラブで満たされているグループ、きっと他にはいない。
 
 
Love Storyの間奏で、私たちの合唱に重なるNEWSのことば。
 
Message from NEWS
Don’t worry, be happy.
This is our love story.
I mean… I love you.
 
 
1対複数のようで11にも取れる”I love you”というメッセージは、
本当にNEWSNEWSファンのためにあるような言葉だと思う。
 
 
わたしたちとNEWSの間にも、
マジカルバナナで無限に盛り上がれるNEWS4人の間にも、
そこにはずっと愛が満ち溢れている。
 
 
そんなNEWSが、三大ドームを超えて、
夢の先に夢を描いて、
もっと多くの人に愛されますようにと願う今日この頃。
 
 
 
 
小山さん、増田さん、手越くん、加藤さん。
 
わたしあなたを好きでよかった。
 
 
NEWSに出会えた今日に乾杯。